霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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竜王山  -竜という名の風景-

 

集中豪雨のあと、一転してカラカラの晴天が続き、それに猛暑が重なって、まだ7月半ばだというのに、毎日、畑にホースで大量の水をやらなければならない状態です。

 

集中豪雨だけはもう絶対にごめんですが、干あがった畑に恵みのひと雨をくださいと願いたい気持ちです。

 

よって、今回は、こうした雨乞に関係する山、龍王山について少し書いてみたいと思います。

 

龍王という名称は、仏教から来ているもので、仏教では、竜は八大龍王なども含めて仏法を守護する天竜八部衆のひとつとされ、恵みの雨をもたらす水神のような存在であるとされますから、竜王山という名称は、水・雨をもたらす八大龍王を山頂に祀り、雨乞いを行なったことに由来すると思われます。

 

ウィキペディアによると、龍王山という名のつく山は、瀬戸内海沿岸を中心に中部以西の各地にたくさんあるとされます。

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一番多いのが、岡山県で、二番目が広島県、三番目が四国の香川県となっていますが、特に、これらの地域は干ばつに悩まされた時代があったのでしょうか?

 

近畿、中部では、兵庫、大阪、奈良、滋賀、長野にありますが、このなかで一番多いのが滋賀で四つほどあります。

 

なお、滋賀県三重県を分ける鈴鹿山脈には、そのほかに、竜ヶ岳、雨乞岳という山がありますが、これらも竜と関係があるのでしょうか?

 

かつて、ダムも水道もなかった時代、雨は人々の生死をも左右するものであり、干ばつの時などには、これらの山に降りるとされた竜神に対して、必死に雨乞いの祈りが捧げられたに違いありません。

 

そして、そんなとき、霊的に高貴な存在としての竜が人々の切なる祈りに心を動かされ、実際に力をかけてくださったことがあったのかもしれません。

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天候をも操る巨大なパワーを持つといわれる竜、しかし、その竜に対する世の中の見方はあまりにも偏見に満ちています。

 

本当の竜の姿、人間との深い、深い関わりを知っていただくために、是非、『竜-霊魂の世界から舞い降りた霊力-』をお読みいただきたいと思います。

 

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