霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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『はてしない物語』と竜  ~匿名さんからの投稿です~

西洋においては、竜という生命体は、東洋とは異なり、邪悪な生命体の象徴のように言われてきましたが、西洋でそのような悪魔的な存在とは異なるようなキャラクターとして描かれることはないのでしょうか?

 

私の記憶では、頃は80年代、ミヒャエル・エンデという人の『はてしない物語』という小説が話題となっていましたが、そこには真珠貝色のウロコを持ち、希望と幸せをもたらすという竜が登場したように思います。

 

しばらくして映画化されるのですが、その頃の私は、まだ、西洋の神秘主義への関心があって、単なるファンタジーを見るというより、ある種の思い入れを込めて、『ネバーエンディング・ストーリー』(映画化されたときのタイトル)を見たように思います。

 

ストーリー自体はもうすっかり忘れてしまいましたが、今でも、小説に出てくるような東洋的な竜ではなく、可愛らしい、ぬいぐるみのような竜(確か、ファルコンでしたか?)に少年が乗って空を飛んでいるイメージが記憶に残っています。

 

ところで、原作と映画作品とでは内容がかなり異なっているのです。聞くところによると、そのことで原作者のエンデと映画製作者との間で軋轢があったということですが、その原因の一つが竜の描き方にあったようなのです。エンデは原作のように東洋的で神秘的な竜にしたかったようですが、映画では体は大きいが愛嬌のある、あのような姿になってしまったらしいのです。

 

西洋では、あまりにも邪悪なイメージが強すぎるため、映画では大衆受けするような可愛らしい姿にしたのかもしれません。

 

その後、水波霊魂学を学び、神秘主義にも、ファンタジーにも関心がなくなってしまいましたが、一方で、竜というものの正体を知りたいという思いはだんだん高まっていったように思います。

 

そんななか、近年、それまで謎であった龍の真実を詳しく描いた待望の書である『龍-霊魂の世界から舞い降りた霊力』が世に出されました。

 

それによって、今まで誰も知ることのなかった竜という霊的生命体の正体を知ることができたのですが、できれば、それをより多くの方々に知ってもらうために動画化されることを願っています。

 

しかし、竜は高貴な霊的生命体ではあるものの、本当の姿は、あまりに異様で大きいため、その姿を見ると霊的修行者でさえ恐怖にさいなまれると言われています。よって、ここでもそのような竜の姿をどのように映像化するのかという問題が浮上してくるように思います。

 

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