霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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人工知能(AI)と「シンギュラリティ」 ~匿名さんからの投稿です~

「シンギュラリティ」とは、人工知能AI)が人類の知能を超える転換点(技術的特異点)をさす言葉だそうですが、そこに至ったとき、世界は革命的な変化をするとされます。

 

そのことが、人類に明るい未来をもたらしてくれるという楽観的な学者がいる一方で、人工知能が人類を支配するのではないかという脅威論、極端なことをいうと、AIが軍を乗っ取って、人間に銃を向けるようなことになるのではないかと危惧する学者もいます。

 

しかし、一般的には、AIができることは、目的に対する合理性の飽くなき追求、つまり、どれだけ合理的に、どれだけ効率的に目的を達成するかであり、そのAIにどういう課題を与えるかは人間が行うことであるため、AIの機能は人間の意図そのものに拘束されると言われています。

 

私のような古い人間にはよくわかりませんが、どういう目的で利用するかについては、人間が主導権を握っていて、人間という存在が自己保存の本能に規定され、物質的な欲望に囚われている以上、そういった方向にしか進んで行かないのではないかと思われます。

 

ましてや、唯物的な科学技術の極みであるAIが物質以外のこと、すなわち、霊的世界や霊的生命体についての真実を明らかにしてくれるとは思えません。

 

よっては、私たちが危惧すべきは、AIによる人類の支配ではなく、人間によるAIの邪悪な利用ではないでしょうか?

 

いや、それよりも、かつて、神を否定し、霊的な世界を認めない無神論唯物論が世にはびこったその背後で、不道徳な霊魂が思うがままに暗躍したように、人工知能の合理性、客観性をうたいながら、その裏で邪悪な霊魂が人間に干渉し、支配しようとすることの方が問題になるのではなでしょうか?

 

それによって、戦争や犯罪も起きないほどにマインドコントロールされた、唯物的で平和な世界、ただし、霊的には著しく退化したような世界ができあがるのかもしれません。

 

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『霊的技術』