尊厳死 ~匿名さんからの投稿です~
外国には、尊厳死というものが認められている国があるということですが、この尊厳死というものは、私達がよく聞く安楽死とどう違うのでしょうか?
安楽死は,末期患者の苦痛を除去し,死期を早めることを目的としている、いうことですが、それに対し尊厳死は,死期の引き延ばしをやめることを目的としているということだそうです。
今一つ、分かりにくいのですが、尊厳死とは、過剰な延命措置を拒否し、安らかな死を望むことを、あらかじめ意思表示しておき、人間としての尊厳を保ちつつ死を迎えるということのようです。
このことは、本人の意思に関係がなく、とにかく、一日でも長く生きながらえさせることが絶対的な価値であるという、いわゆる延命教?とでもいうような我が国の状況から見ると、かなりの変化が生まれたと言えるのかもしれません。
しかし、それでも、霊魂学を学ぶ者から見ると、大きな疑問があります。それは、死後の世界の存在を無視したどのような選択も無意味なのではないのかというものです。
人は、死後、どうなるのか、死後があるとしたら、今、何をすべきなのか、そういったことをすべて考慮したとき、真の意味での人間の尊厳、人間が生きる真の意味というものを踏まえた選択ができるのではないでしょうか?
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