霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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「パンドラの箱」 ~とくめいさんからの投稿です~

私達が、よく耳にする「パンドラの箱(匣)」という語彙は、ギリシャ神話に由来するようです。

 

<ゼウスはすべての悪を封入した箱を地上最初の女性パンドラに贈り、決して開けてはならないと命ずる。パンドラが地上で好奇心から箱を開くと、あらゆる災禍が外へ飛び出したが、彼女があわてて蓋をしたので「希望」だけが箱の底に残った>というものです。

 

よく小説や映画のタイトルに使用される言葉ですが、霊魂学を学んだ者からすると、人類が高貴な存在の忠告を聞かず、地上、つまり、この物質の世界に降りたこと、そのことが、まさに「パンドラの箱」を開けたことを意味するように思われます。

 

人間の好奇心というもの、自由意思がその引き金になったように思われますが、私達人間を襲ってくるすべての苦しみや悲しみの根本的な原因がそこにあり、そこから、あらゆる不幸が始まったように思います。

 

さて、「希望」だけが箱の底に残った、とありますが、その希望とは何なのでしょうか?

 

不幸の原因を根本から断つもの、その唯一の希望とは、神伝の法にしかないように思います。

 

神伝の法、つまり、神伝禊法、神伝鎮魂法のみが、一時の慰めや、癒しではない、真の幸福を得るための、唯一の希望だろうと思います。

 

この、「パンドラの箱」の神話からは、直接的には、地上に降りたことが不幸の原因であるとは、明確に読みとれませんが、ひょっとしたら、その根底には、そのような意味が込められていたのかもしれません。

 

 

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