霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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龍の本当の姿ってどんなの? ~匿名さんからの投稿です~

龍の姿はというと、私たちが、まず、思い浮かべるのは、神社や寺院の彫り物にあるような姿、つまり、ウロコにおおわれた蛇状の胴体に、二本の角とヒゲ、それに鋭い爪をつけた四つ足をもつ怪異な姿ではないかと思います。

 

このような姿の源流は中国にあり、仏教文化などとともに日本に持ち込まれたとされています。

 

しかし、世界に目を向けると、龍はこのような姿ばかりではありません。インドのナーガやエジプトの竜と思われる生命体のように、蛇、特にコブラのような姿形をしているものもあります。

 

ヨーロッパのドラゴンは、体表はウロコでおおわれていて、爬虫類的ではあるが、有翼で、四足ではなく二足とされます。ただ、中国の龍が細身の体形であるのに対し、ドラゴンは、太目でがっしりしていて、恐竜に近いような印象を受けます。

 

日本の龍はどうかというと、これがちょっとややこしいのです。龍蛇という表現がなされるように、民話や伝説に登場する龍は、神社や寺院にあるような典型的な姿よりも、むしろ蛇に近い姿の龍が多いようなのです。

 

性格も多様であり、龍と蛇の区別も曖昧で、龍が蛇になったり、蛇が龍になったりするのです。(さらに、人の姿にも変身するようですが)

 

このような、日本の龍が複雑な性格と形態を示すのは、縄文時代以来、豊穣をもたらす蛇の信仰が広く浸透していた日本の地に、中国の龍が持ち込まれたためであり、日本の蛇は外来の龍にとって代わられることがなかったからだという説があります。

 

さて、それでは、実在の、霊的生命体としての龍の姿は、これらのうちのどれに該当するのでしょうか?

 

霊魂学的には、『龍-霊魂の世界から舞い降りた霊力-』によると、龍という霊的生命体は、霊的進化の度合いによって、この世の色彩でいうと、青い龍、白い龍、そして透明のごとし龍が存在すると言われていますが、その姿については、私が知るかぎりでは明確に示されてはいないように思います。ただ、人間にとっては、その姿は巨大な化け物のようで恐怖を覚えるようであり、人前では、あえて、その姿を人間に変えているとされます。

 

だとすると、私のイメージでは、龍の本当の姿とは、やっぱり、我々が良く知るような龍の姿に似ているように思われるのですが?

 

それはともかくとして、龍という存在は、その姿はどうであれ、人間と同じような霊的生命体であるようです。そればかりではなく、人を指導する高貴な霊的生命体なのだそうです。

 

このような、今まで知られることのなかった龍の真実を知っていただくために、是非、『龍-霊魂の世界から舞い降りた霊力-』をお読みいただきたいと思います。

 

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