霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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地獄絵 ~匿名さんからの投稿です~

私が子供の頃、お盆の頃になると、近所のお寺で地獄絵が公開されていて、怖いもの見たさで毎年見にいった記憶があります。

 

地獄絵とは、地獄で亡者が苦しむさまを描いた凄惨な絵のことですが、そこには、閻魔大王により、生前の悪行を裁かれた死者が地獄へ落されて、鬼たちによって様々な残酷な刑罰を受けて苦しむ様がリアルに描かれています。

 

その頃は、その恐ろしい絵を見て、子供心に、閻魔様が見ておられるのだから、もう悪いことはしないようにしよう、嘘をつくと舌を抜かれるようだから、嘘をつかないようにしようなどと本気で思ったのですが、成長するにしたがって、いつしか、地獄などというものは、空想の産物であり、存在するはずがない、と思うようになっていきました。

 

しかし、その後、水波霊魂学を学び、地獄絵が描く世界というものがまったくの虚構、空想の産物ではなく、そのような恐ろしい世界が死後の世界にはあるということを知ったのです。

 

もちろん、地獄絵のとおりの世界ではありませんし、閻魔大王がいて裁くということではありません。

 

『霊魂に聞く』によると、地獄のような世界は存在するが、神や仏が作ったものではなく、死後、幽質の世界に入った人間たちが作ったのだそうです。人間がまだ原始だったころ、死後の世界には地獄はなかったようなのです。

 

しかし、人が地上での絶えざる戦いのなかで、殺し、殺されるときに激しい怨念を発生させ、その念によって傷ついた幽体で死後の世界へ入ることにより、そこに、どんどん恐ろしい下層の世界ができあがり、そこで、また、戦い続け、時間の経過とともに地獄と呼ぶにふさわしい世界を作りあげてしまったということです。

 

もっとも、昔のように、普通の人生を送った人が死んでから行く世界がそのような地獄や地獄のような世界とはあまり縁がないようであれば、特に問題にする必要はないかもしれません。

 

しかし、現代のような劣悪な霊的環境のなかでは、多くの人の幽体は、穢れ、傷つき、普通の人生を送った人であっても、死後、地獄のような恐ろしい世界が待っているという状況になってしまったようなのです。

 

そこでは、地獄絵さながらの、ただし、鬼たちによる刑罰ではなく、人が人を念の力によって極限まで痛めつける残酷な光景が繰り広げられているのだそうです。

 

とにかく、今は、地獄絵を見て空想の産物だなどと笑っていられない状況になっているのです。何としても、死後、低い世界に落ちないようにしなければなりません。

 

しかし、そのためにどうすればいいのでしょうか? 

 

何はともあれ、生きている間に、霊的トレーニングによって幽体を強化することです。

 

神伝の法とは、このような霊的な不調を抱えた多くの現代人にために、幽体を強化し、低い世界へ行かないだけでなく、さらに、霊的な進歩、向上を図り、より高貴な世界へ参入するために神霊によってもたらされた法なのです。

 

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