霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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顔が変えられる? ~匿名さんからの投稿です~

よく、SFやファンタジーなどでは、エイリアンや魔術師などが他人の顔や姿になりすまして、人をだましたり、窮地に陥れるというシーンがあります。

 

もし私たちが自分の顔を自由に変えられたら、人を騙そうとする不埒な輩もいるかもしれませんが、誰もが自分の顔に悩むこともなく、他人の顔をうらやむこともなく、わざわざ整形手術をする必要もなくなるように思います。

 

この世では、そんなことは夢物語でしかありませんが、幽質の世界、つまり、死後の世界では、驚いたことに、それが可能のようなのです。

 

『死後の世界で恋をして』には、そのような不可思議な幽質の世界の実情について書かれておりますので、詳しいことは本書を読んでいただくとして、少しだけ紹介しておきたいと思います。

 

本書の主人公(男性)は、若くして事故死するのですが、幽質の世界の住人になってからしばらくして、いるはずのない、物質の世界で婚約者であった女性がいるのを発見するのです。

 

しかし、それは、実は、物質の世界の婚約者の女性本人ではなく、別の女性(霊魂)が自分の顔を婚約者に顔に変えていたのでした。

 

この女性(霊魂)は、やがて、顔をもとの顔にもどすのですが、ややこしいことに、もどした顔と同じ顔をした別の女性(霊魂)も現れるのです。

 

そして、さらに、もうひとり同じ顔をした女性(霊魂)が現れてくることになるのです。

 

だんだん、読んでいる方も頭が混乱してくるのですが、幽質の世界において、顔や姿というものは、自在に変えられるのであり、どれが本当の顔かという問い自体が意味をなさなくなってくるということなのです。

 

なお、最初、別の女性が婚約者女性の顔をしていたという理由は、彼女が主人公に気に入ってほしかったので、主人公が一番求める顔を作ったということのようです。

 

さて、これは一つの例ですが、幽質の世界に入ると、このように物質の世界との大きな違いに面食らってしまうことばかりのようです。物質の世界の常識は、幽質の世界の非常識ということになります。

 

とにかく、人が死んで幽質の世界に入るということは、砂漠の真ん中に幼児が一人で放り出されたようなもので、導いてくれる霊魂がいなければ、どうしたらいいのか途方に暮れてしまわざるを得ないのです。(もっとも、悪い霊魂がやってきて、恐ろしいところへ連れてゆく可能性はありますが)

 

ですから、生前に、守護、指導の霊魂と接点を持つことが大事なのであり、接点を持つためには、霊的トレーニングによって、幽体を鍛え、高級霊魂から見えるようにしておくことが大切なのです。

 

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