霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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不公平? ~匿名さんからの投稿です~

人々を圧制の苦しみから解放するために立ち上がった、とても愛の深い、自己犠牲の精神に溢れた偉大な英雄が、戦いの中で、反対派からの強い念を浴びて幽体が傷つき、死後、恐ろしい下層の世界へ落ちてゆくのは何とも不公平ではないか、と思われる方が少なくないのではないでしょうか?

 

それが、死後の世界、つまり、幽質の世界の法則だと言ってしまえば、それまでなのですが、それだけでは、なかなか納得しがたいと思われますから、もう少し詳しく事情を見てみたいと思います。

 

さて、水波霊魂学では、人は、死後、その善悪に関係なく、その人の幽体にふさわしい世界に落ち着くとされます。

 

ということは、そのままでは、上の世界では耐えられないから、下の世界に入ったということであり、そこは、下層といっても、本来は、幽体の傷を癒すための一時的な癒しの空間であったのです。

 

しかし、この世で、食べるため、生きるために戦いに明け暮れ、絶えず、強い念を出し合い、お互いの幽体を傷つけ合った人たちが、死後、本来は癒しの空間であるところに集まってきて、そこでも、まだ戦いをやめないため、その場所が念という暴力が支配する殺伐とした世界になってしまったということなのです。

 

それを物質界の出来事に例えれば、肉体が傷ついて不調になった人たちが増えた。よって、それを治す病院ができた。冒頭に述べた英雄も病気のため、しばらく入院したが、完治したら、社会に復帰すればよいはずであった。しかし、どうしたわけか、病院の医師や看護師などが皆、恐ろしい人たちで、いったん入院したら絶対退院させず、毎日のように、不適切な治療をして治らないようにしている、いや、さらに悪化させているということです。

 

あるいは、町では事故が起きるたびに入院患者が運ばれてくる。その患者の中に、暴力的な集団に入っている人もいるが、人を助けて犠牲になったような立派な人も混じっている。そこで、どの人も入院して実験材料にされているのであるが、それを誰も改善せず、悲惨な状態がずっと続いているということです。

 

もっとも、死後は、すぐには上の世界へは入れなかったけれど、それから必死の努力をして、上の階層へ向かう人もいるようです。信念があれば救われるともいえるのです。しかし、一度、そこに落ちてしまうと、そこから抜け出すのは非常に困難なのです。

 

とにかく、なすべきことは、不公平を嘆くのではなく、霊的世界の法則に沿うこと、つまり、幽体を鍛えて念を防御できるようにすることです。

 

そうでないと、この世でどれだけ偉大な英雄と尊敬されたとしても、死後、念による傷のために苦しむことになるということです。

 

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【人類は消滅するべきか】