霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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「胎教」―胎児に語りかけることができる?― ~匿名さんからの投稿です~

「胎教」という言葉があります。胎教とは、一般的に妊婦が精神の安定に努めて、胎児によい影響を与えようとする行為を指すようです。

 

しかし、近年では、胎児にクラシック音楽を聴かせたり、絵本を読み聞かせたりすることまで含まれるようですし、妊婦ばかりではなく、父親が胎児に語りかけることまで推奨されているということです。

 

しかし、果たしてそれは、脳の発達の未熟な胎児がお父さんの言語を理解するということを意味するものなのかどうか、疑問であります。

 

父親の声は何とか聞こえるとしても、理解することは難しいのではないでしょうか?

 

でも、それが霊的な面からみて、どれだけ意味を持つことなのか、ということを考えると少し状況は異なってきます。よって、少し水波霊魂学の見解を紹介しておきたいと思います。

 

さて、お父さんの思いというものは、絶対に伝わらないとは限らないようです。難しい哲学は伝わらなくても、単純なことなら意味が伝わる可能性があるようです。

 

なぜなら、胎児の幽体は、肉体と重なっているので、その脳も未発達であり、幽体の意識も自己表現できることは少ないのですが、もとは幽質界の霊魂の一部であり、全く未発達な胎児の肉の意識とは異なるからです。

 

つまり、幽体の意識は、表現できないだけで、人の気持ちを理解しうるレベルには達しているようなのです。(ただし、肉体の脳と重なった幽体の脳が発達し始め、活動を開始するにしたがい、潜在意識化するようですが。)

 

よって、肉体の脳を使用する意識ではなく、幽体の脳を使用する意識に対してならば、父親の思いが伝わる可能性があるということです。

 

もっとも、伝わったとしても、胎児はそれを表現することはできません。ですが、意識の奥に何かが伝わったということにはなるのです。

 

とにかく、胎児に対して何か伝えたいことがあれば、言葉でなくても、心の中で胎児に向かって「思い」を伝えるという行為は、行ってみる価値があるようです。

 

たとえば、父親が母体の状況を考えて、今日、生まれては困るというようなときは、それを胎児に伝えるということも、場合によっては必要になるかもしれませんが、そのとき、効果を生む可能性があるのです。

 

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【幽体の悲劇】