霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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本来の物質の世界とは? ~匿名さんからの投稿です~

『神体』によると、人という霊的生命体がもといた幽質の世界は、食べることも働く必要のない、何もしなくても生きられる世界であり、あまりにも自由なため、新しい世界、つまり、物質の世界を求めたと記されています。

 

人(幽質界の霊魂)にとっては、物質は憧れであったようであり、人はその物質の領域を支配してみたいと考えたのだそうです。

 

自由しか知らなかった幽質界の霊魂(人)には、不自由というものがどれだけ辛いものであるのか、どれだけ苦痛をもたらすものか、想像さえできなかったに違いありません。

 

ちょうど、赤ん坊が、熱いものに触って初めてその熱さに気がつくように。あるいは、ケガをして初めてその痛さに気がつくように。

 

ところで、いつも疑問に思うことは、本来の物質とは何だったのだろう、といいますか、物質は一体何のために存在したのだろう、ということです。

 

というのも、物質、あるいは、物質の領域とは、本来は、我々が知るような物質の世界ではなかったようなのです。とても、生命体が住めるようなところではなかったそうです。

 

これは私の勝手な想像ですが、生命体が住めないところということですから、生命体の生存に必要な幽気というものが存在しない領域だったのでしょうか? それは、たとえば、幽質宇宙の隙間のようなものなのでしょうか?

 

私達にはどこまで続くのかが分からないような物質宇宙が、幽質宇宙からすれば、砂浜の砂粒一つだと言われたりします。

 

そうすると、人は砂粒一つのようなちっぽけな世界へ入ろうとしたのでしょうか? あるいは、砂粒一つのような幽気の欠落した部分へ入ろうとしたのでしょうか?

 

とにかく、神々は、そのような場を生命の住み得るところへと作り変えられたということですが、本来の物質とは一体何のためにあったのか、謎は深まるばかりです。

 

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『神体』