霊魂学 ときどき ねこと龍と名古屋のことと

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深い心 ~匿名さんからの投稿です~

 人間の心の奥には、様々な思いが詰まっているようです。それまでの人生で積り積もった不満や怒り、悲しみや苦悩がそのまま残っているのです。

 

ですから、酒に酔った時など、表面意識の力が弱まると、それらが止めどなく噴出し、もう止めることができなくなってしまうのです。

 

酒に酔ったときだけではありません。人と言い争いをした時など、芋づる式に次から次へと心の奥から怒りの感情が湧き上ってくることがありますが、その激しい思いは、何かのきっかけさえあれば、表に出ることを待っているがごとしです。

 

というのも、大人になってからの経験とそれに伴う記憶や感情のみならず、幼児期や少年期に形成された、もうすっかり忘れてしまっているような心理が心の奥に眠っているからであり、それらが甦るのです。

 

それだけではありません。死後、使用する身体である幽体の心の影響もあるようなのです。幽体は肉体と重なっていて、この世では表に出ませんから、その心は無責任でわがままですが、肉体に縛り付けられているようなものですから不満を溜め続けているのです。

 

さらに、この幽体にもその心の奥に潜在する心理があるようです。それは過去世において形成された激しい衝動や否定的な感情であり、それが甦ってきたとき、人生を狂わせてしまうことがあるのです。

 

このように、人間の心というものはとても複雑なものですから、表面の心だけに注目して、愛の心を培い、倫理、道徳で律しても、魂という言葉で表現される、人間の持つ複数の意識全体を変化させることにはならず、死後、幸福になれないのです。

 

ですから、魂、すなわち複数の意識を変化させるためには、どうしても霊的なトレーニングが必要なのです。

 

 

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